皮肉たっぷりオムニバス。魔王を倒した後、馬人と猿人などなど。『竜の学校は山の上』(九井諒子)

 

不思議というかメタ的なお話がたくさん。勇者、竜、天使などなど。ファンタジーの世界の裏のお話をリアルに落とし込んで皮肉たっぷり描いてく。

メインは勇者のいろんな後日談。魔王の城をどうするのか、どんな傷でも治る泉について知らせたほうがいいのか、魔王を倒したら人間同士が戦い始めるとか。

終わりと始まりがあるファンタジーと現実は違うってことがこれでもかというぐらい詰め込まれる。王道ではない面白さなんだろうけど、そこそこおもしろいって感じかな。

他にも馬人と猿人のお話とか飛ばなくてもいい天使とかくずの中のくずのお話とか。

【手に入れたきっかけ】

Kindleの無料お試しキャンペーン

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。