剣の世界。中世ヨーロッパのような雰囲気のファンタジーラブストーリー 『黎明のアルカナ(1)』(藤間麗)【Kindle・マンガ】

 

剣の世界。厳しい世界のファンタジーラブストーリー。

小学館の少女向けマンガ雑誌に掲載された物語。

小さな島の北にあるセナンと南にあるベルクートの2つの国は争いが絶えなかった。2つの国には髪の色で階級が決まるという共通点があり、黒髪を持つものが王族となり、それ以外の髪の色の人間は平民、耳や尻尾を持つ半獣半人の者達は亜人として奴隷扱いされてきた。

争いの絶えない両国は王族同士の婚姻をもってかりそめの平和を保ってきた。今回もセナンの第一王女、ナカバがベルクートの第二王子シーザの元にやってきた。これまでと違うのはやってきたナカバが赤髪の王女であること。子供の頃から髪の色によって蔑まされてきたワカバは従者の亜人、ロキと共にセナンにやってきた。

夫であるシーザはワカバを雑に扱い、周りは白い目で見てくる。強さを持つワカバはその中でも自分を失わずに女性の強さを見せながら生きる。シーザはそんなワカバの姿を見て何か心が変わっていきそうな雰囲気。

中世ヨーロッパのような雰囲気に亜人などのファンタジーの要素が入っている。権力闘争もあり、昔の謎もあり。コテコテのラブストーリーじゃないからこそ、男性でもそこまで違和感なく読める物語

【書き出し】

今日、私は敵の所有物になる

【キーワード】

シーザ

赤毛

北にセナン・南にベルクート

髪によって身分が決まる世界

ナカバ

「刻のアルカナ」

【引用】

どんなに望んでも手に入らないものはある。私がそのひとつになってあげる

じゃあ、次は勝てるといいわね

拡がる世界、この女はこんなふうに俺の側にいてくれるんだろうか

【手に入れたきっかけ】

Kindleのキャンペーン!

【オススメ度】

★★★☆☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。