「神」なる存在は本当に実在するのか 『ファウスト -まんがで読破』(ゲーテ)【Kindle・マンガ】

 

「神」なる存在は本当に実在するのか。

高校・大学とキリスト教の学校でキリスト教の授業をチラッと受けることもあり、祖母が敬虔な創価学会信者であることもあり、他の日本人と比べて比較的宗教に近い場所にいる。

洗礼も受けてないし、創価学会の名簿に名前は載っているらしいけど、活動らしいことをほとんどしたこともないのは「神」なる存在を信じていないからなのかもしれない。

ただ、死んだあとに「自分」の存在がどうなるのかは未だに疑問。

パートナーは死んだら何にもなくなると言っているけど、それもすんなり信じられない。でも、キリスト教の死後の世界を信じているわけでもない。なんだか不思議な感じ。

なぜ、神は生み出されたのか。なぜ、生命は現れたのか。そんな壮大なテーマを扱った古典戯曲をマンガにまとめた一冊。

小説では読んでないけど、原典をかなり端折っているよう。取っ掛かりとしてはいいかもしれないけど、これを読んだからといって読破とまではいかないでしょう。

なんで人がこの世界にいるのかを説明する一つのヒントに。

【キーワード】

人類はなぜ神を信じるのか

メフィスト

マルガレーテ

バレンティン

ドクトル

宇宙を統べる真理

生命を動かす神秘の正体

ホムンクルス

悪魔

ワルプルギスの夜

神の領域を侵す行為

神の領域まで踏み入った魂

オイフォーリン

アルカディア

【引用】

神話も神も人が創造したものだ

生命とは…この宇宙を動かすエネルギーの集約した姿だったのだ!

宇宙は孤独なのだ。無限の闇に怯えているのだ。不安をかき消す光を求め…星を生み…生命を育んだ…

目に見えない意識や想い、精神、そういうものもやはり消えないんじゃないかと思うんだ…

人は先の見えない暗闇をさまよう孤独な旅人…平伏している場合ではない。もはや祈るときも終わった。闇の中を力強く歩こう

光を求めて生命は産み落とされた。我らは希望を生み出す可能性を持って生まれた。

【手に入れたきっかけ】

KIndleキャンペーン!

【オススメ度】

★★★☆☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。