営業マンと新婚の日常からゆっくりと離れていっているのかもしれない。ヒットマンの世界にズブズブになっていく十吉。すり減らす日々の先に何が待っているのか。
メーワクな伝説。ニ丁の名前の由来はすんごいピストル捌きと共に股間にもすんごいピストルを持っているからという下ネタな理由。“もの“を見られたらホンモノのニ丁だと信じてもらえない十吉。ちょっと悲しすぎます。”もの”で男の価値が決まるわけじゃないけど、そんな風潮があることも事実。
そんな十吉も雇われ主、コンビニの優秀なヒットマンとして広く名前が知られ始める。ただ、ヒットマンを雇っている組織はコンビニ一つだけではない。コンビニのライバル、スーマー登場。コンビニからスーマーへの移籍を打診されたり、スーマーとの激しい抗争に巻き込まれたり、コンビニの中にも裏切り者が出てきたり。
ヒットマンの世界らしい騙し合いとぶつかり合いが激しくなっていく。今までは十吉の日常、新婚の奥さんとの日々や営業マンとしての活動も多く描かれていたけど、3巻はヒットマンの世界が多く描かれる。ゆっくりと日常から遠ざかり始めているのかもしれない。
【引用】
勝ち負けが生き死にで決まるこの世界で、強さとは生き残る力の事。生き残る事に執念を燃やす者は殺すことに全力を投じる者より強い…
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。