普通のお仕事よりもえげつない評価が下されるお仕事。 『グラゼニ(12)』(森高夕次, アダチケイジ) 【マンガ・Kindle】

 

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【概要と感想】

普通のお仕事よりもえげつない評価が下されるお仕事。

スポーツ新聞の記者にネタを握られるとこんなふうになるのか!プロ野球の選手も大変やなぁ。プロ野球にしがみつくワケの1つは家族。監督の周りの人間関係ってめんどくさそう。メジャーリーガーが日本のプロ野球に帰ってくる理由は…。

今のプロ野球を取り巻くいろんな面をお金の面から描いていく。少し前に話題になった統一球が飛ぶボールに変えられていた話も「実はボール変わっているでしょ」と選手がネタとして口に出すことに「フッ」と頬が緩む。

プロ野球の世界はスターしかいないキラキラ輝いているだけの場所ではなくて、みっともないと思われても、しがみつこうとする男もいる場所。それぞれの選手がいろんな背景を背負って野球をしているということを知れば見る側ももっと自分を投影して見ることができるようになるだろう。

堀江貴文さんの『ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った (角川書店単行本)』でもオススメされていた一冊。

ここまでダイレクトに自分の成績が給料に跳ね返ってくる仕事もない。だから、普通の仕事よりもえげつなく評価を下されるお仕事なのです。

【入手きっかけ】

継続購入ですが、Kindleの方が少し安かったので、新刊からKindleで買っています。

【本へのリンク】

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。