印象に残っているお話がこれ。
想像するとそりゃそうだなぁと思いながらもそれを証明するために観察する日々が描かれる。動物も人間と一緒で(基本的には)仲間にいたいだろう。
高校生の頃に生物は好きじゃなかった、というか理科が全体的に好きじゃなかった。数学はまだ好きな領域があったけど、家では犬を飼っていたけど。理科系の科目にはそもそも興味が持てなかった。なんでかわからない。その代わりに政治経済や聖書(他の高校だと倫理だけど、キリスト教主義の学校だったので聖書の授業がありました)がそこそこ好きだった気がする。
でも、こんな視点が入ってくれば生物が好きだったかもしれない。政治経済や聖書が人間や社会にまつわるいろんな話だとすれば生物も生物に関する政治経済や聖書だと思えるかもと感じてくる。
11巻にも達した生物の「先生!」シリーズの11冊目。正直、読んだことなかったっす。「鳥取環境大学の森の人間動物行動学」という副題があるように森の行動を分析する学問の現場が描かれてる。
「ダーウィンが来た!」が来た!とかは”王道の”動物番組の裏側が垣間見えたりする
動物って生きてんなぁーって今感じるのはこれまで動物に対して想像力が足りてなかったのかもしれないと反省したりします。
【手に入れたきっかけ】
本が好き!というサイトの献本キャンペーン!
【オススメ度】
★★★☆☆
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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