おかみの制度設計の考え方とこれからどうあるべきのか。『教養としての社会保障』(香取 照幸)

 

社会保障関連のニュースや法改正を理解するための背景知識として入れておいたほうがいい内容でした。何度も読み返すべきなんだろうなぁ。1回じゃ頭に入ってこなかったっすわ。

制度の基本、背景→現状の課題→これからの提言

こんな流れだったかな。セーフティネットである社会保障には社会保険、社会福祉、公的扶助、保険医療、公衆衛生などいろんな分野があってこれらが成り立っていることで国民はリスクを犯してチャレンジすることができるんですよーということから始まる。

給付と負担のバランスを考えないといけないってのが基本的な背景で語られる。一応、人事コンサルを名乗っていて給与領域についてもそこそこ知っているつもりだったけど、このあたりの歴史についてはちゃんと読んだことなかったですわ。

そして、現状の問題や他の国が直面している問題のお話へと移る。安心社会のゆらぎによってゆとりローンが廃れていき、自立が求められるようになる。成長しないことで社会の矛盾が顕在化している今のお話へ。

人口規模別に都市に置かれるサービスをまとめた人口規模別サービス図はおもしろいっすよ。

そして、これからの社会に向けて働き方改革や負担増の必要性なんかにも触れて、医療・介護のネットワーク、高齢者負担の必要性にも触れていく。

最後にはブックリストもあって周辺知識の拠り所になりそう。でも、社会保障概論って意味ではこの本を読み込むことの方が大切だろうなぁと。

【次の本】

最後のブックリストで紹介されていた本のうち、気になった本をご紹介

【手に入れたきっかけ】

タイトルの重厚さに惹かれて!

【オススメ度】

★★★★★

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。