助けを借りて普段は出来ないことをやっている子どもたちの描写はいつか自分にもこんな夜があるかもと子供ごころを踊らせてくれる 『ハロウィーンがやってきた』(レイ ブラッドベリ)【本】

 

大人も楽しめそうな雰囲気のファンタジーだけどやっぱり子供向けかな。小学校高学年の子どもに読んで仲間との冒険に思いを馳せて欲しい一冊。

ハロウィーンにウキウキして仮装した8人の小学校高学年の男の子たちが得体の知れないものにさらわれた我らがリーダー、ピプキンを助けるために道案内をしてくれる大人と共に冒険に出る。

ピプキンを追いかけながら時代を超えていろんなハロウィーンのイベントを見る機会に遭遇する。ハロウィーンがどこから来たのかを探しながら友達を探していく。ハロウィーンの謎を解き明かせば友達を助けることが出来るという仕立てになっている。

クライマックスに子どもたちへ投げかけられる問いとその反応は若さ溢れる感じで心の中に暖かい火が燃えてくる。ワクワクドキドキの冒険の中にちょっとの怖さもあって高学年向けの冒険物語という言葉が合う。

ハリーポッターのようにバリバリ魔法を使うわけじゃないけど、助けを借りて普段は出来ないことをやっている子どもたちの描写はいつか自分にもこんな夜があるかもと子供ごころを踊らせてくれる。

【手に入れたきっかけ】

「ブクブク交換」という本の交換イベントで交換して手に入れた本

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。