森村泰昌を深めながら青木繁を考えていく「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×森村泰昌 M式「海の幸」-森村泰昌 ワタシガタリの神話」

旧ブリヂストン美術館が改修されて最初の展覧会であった「STEPS AHEAD」がよかったこともあってまた、行ってみることにした。

日本に芸術文化を広めようとしていることを感じさせる撮影可能な西洋美術展 「STEPS AHEAD: Recent Acquisitions 新収蔵作品展示 | アーティゾン美術館」

メインは財団とアーティストの「ジャム・セッション」という特徴のある試みで、現代芸術家である森村泰昌とのコラボで28歳で亡くなった青木繁の「海の幸」にまつわる作品と新作も含んだ森村泰昌の新しい作品たちの展示会になっている。なんともいえない魅力のある青木繁の「海の幸」を森村泰昌と一緒に読み解いていっている感覚になる。

海の幸の構図に合わせた作品を作ることで思考をトレースした上で最後の18分の映像は森村泰昌という人間自体が芸術とつながっていることを感じさせるとともに、現代芸術をあまり取り上げてこなかった気がするブリヂストン美術館・アーティゾン美術館の新しい挑戦を感じさせられた。

ジャム・セッション 石橋財団コレクション×森村泰昌 M式「海の幸」ー森村泰昌 ワタシガタリの神話 | アーティゾン美術館

https://www.artizon.museum/exhibition_sp/mshiki/

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。