それは自分のプロレス原体験の1つが棚橋弘至と中邑真輔と柴田勝頼だからだろう。
今回の週刊プロレスは2016年4月25日号・No.1845。内藤哲也がとうとうIWGPヘビー級を獲得した試合の記事が載っているということで内藤哲也の歴史を振り返る。
センスがあってイケメンで華やかな選手だった内藤哲也がなぜか第一線に駆け上がることができなかった時代を経ていま、新日本の中心に立っている。その歴史は内藤哲也を応援してきた人にとっては感情移入できるんだろう。でも、自分はそうはならない。
それは自分のプロレス好きが川田利明、棚橋弘至、諏訪魔、天山広吉らによって形作られたからだろう。それぞれの選手についてはまたどこかで触れることがあるかもしれないけど、内藤哲也とつながっているのはもちろん棚橋弘至。
棚橋弘至に憧れた内藤哲也が最終的には棚橋弘至を超えていく。その前から棚橋弘至と互角の勝負をしていたオカダ・カズチカ、ブレイクしたケニー・オメガらと新しいプロレスを作っていく。
自分がいままで見てきたプロレスとはちょっと違う気がしてあんまり好きになれない。プロレスの情報はチェックしてるし、これからもチェックし続けるんだろうけどなんだか昔のように会場で大声出して応援していない自分がいる。
昔のプロレスがいいと言い続ける”プヲタ”がプロレスをダメにしたと言われることもあるし、ま、いまのままでいいと思いながら自分は応援したい選手を見つけて応援しようと思うんです。
まだ棚橋弘至も諏訪魔も第一線だし柴田勝頼も帰ってきそうだし、まだまだ見たいと思う。でも、そう言っておきながらなんか悲しくなるのは時代の移り変わりを自分でもわかっているからでしょうね。
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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