2人のファンにとっても良書だし、暴露のない競馬本の入門書としてはかなりオススメする。『武豊Xオリビエ・ペリエ 勝つには理由がある』

ゲームから競馬に興味を持った自分。最近、また新しいゲームを買った。最近はあんまり競馬に昔ほど熱を入れなくなったけど、昔はキングカメハメハ、ダイワスカーレットに燃えていた。今まで一冊も競馬に関する本を読んだことはなかった。でも、この間、古本屋で目についたので読んでみようかと思って買った本。
競馬はギャンブルなので、暴露本が多いらしい。でも、この本は違う。日本だけではなく、世界で活躍する武豊とオリビエ・ペリエという2人のジョッキーが自信の競馬論を25のテーマと対談、100のQ&Aを通して語る。「日本ダービー」「凱旋門賞」というレース、「ゼンノロブロイ」「サンデーサイレンス」などの馬、「ムチ」や「怪我」などのジョッキーの生活の話、「調整ルーム」「女性観」などコアな部分など、テーマは多岐に渡っている。
それぞれのテーマについて、それぞれが1ページ~1ページ半ぐらいしか語っていないのが少し物足りない。もちろん、それぞれの語りは興味深いんだけど、テーマを絞ってもいいから、それぞれのテーマについてもっと深く語って欲しかった。ちょっとあっさりし過ぎかな。と思う。
でも、その中でお互いのことを語り合ったり、日本と海外の違いから日本のシステムについて語るのは競馬を見ている人間にとって面白い。また、それぞれの記憶に残る馬を挙げている中で、ペリエがフェブラリーステークスのウイングアローに何度も言及しているのは印象的で、レースを調べてみようと思わせる。
少し、全体的に浅い感があるので、☆3つだけど、2人のファンにとっても良書だし、暴露のない競馬本の入門書としてはかなりオススメする。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。