だから、プロレスは面白い。 『週刊 プロレス 2013年 9/11号 』

入手経路

千葉県・東葉高速鉄道・北習志野駅のデイリーヤマザキで。
観戦した大会のレポートも載っていると思われたので、購入。

概要と感想

現在、発行されている唯一のプロレス週刊誌。
観戦した全日本プロレスの大田区体育館大会のレポートが載っているはずということで購入しました。

ここのところ、ヤラセ発言をした全日本プロレス白石社長への風当たりが強く、
白石社長だけじゃなく、全日本プロレス全体へ風当たりが強いと感じた週刊プロレス。
諏訪魔対潮崎の三冠戦のすごさを生で感じているからこそ、これで表紙じゃなかった…と心配だった。
大田区体育館大会の三冠戦で勝った諏訪魔が表紙を飾る。ひとまず、安心。

大田区体育館の三冠戦の写真。汗が飛び散り、体がぶつかり合っているのがよく分かる写真。
闘いのすごさが伝わってくる。試合後の晴れやかな様子もいい。

秋山準のプロレス語り、三冠は三沢光晴という話、NOAH・丸藤正道の15周年記念大会のレポート、
グレート・ムタ特集、IWGPに挑戦する小島聡のインタビュー、生き証人・鶴見五郎の引退など。
盛りだくさんの内容で、プロレス好きの自分にとっては勝ってよかった雑誌でした。

特にグレート・ムタ特集はこれでもかというぐらいに写真が沢山使われていて、ムタの深さを感じさせる。
父親・グレート・カブキ、TAJIRI、大仁田厚のムタ論もプロレス好きにはたまらない。

毒霧はどこから出てくるのか、という話にTAJIRIはこう答える。

「海外に行って、もうこっちで生きていく以外ないっていう状況に置かれた人のカラダから(毒霧は)出てくるものなんですよ。
血を吐くほど考えて、考えて、必死に生き抜いた人間のカラダからある日実際、出てくるものなんじゃないかなって。」

毒霧を吐くプロレスもあれば、ほとんど歩けなくても出来るプロレスもある。
カラダがぶつかり合うプロレスもある。だから、プロレスは面白い。

 

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。