車について興味のない人が読むのは大変かもしれないということ。興味のある人にはほどほどにおもしろいのかも。「クルマニホン人: 日本車の明るい進化論」

P5 一教師として、一テクノロジーライターとして、そして一クルマ好きとして、日本の自動車産業を見なおしてみました。

とあるように工業高校の自動車科で実習を教えながら、自動車について色々書いている自動車テクノロジーライターである筆者が車、特に日本車について語る本。語る内容はデザインから車の機能、歴史まで幅広い。自動車の善し悪しから話は始まり、欧州は生産ラインを新しい車を作るたびに新しくするのに対して、日本はそれまで使っていたラインを改良する(P18)というラインの違いの話、デザインと「エモーショナル」の関係についてなど、とっつきやすい話から、個別の車の話になっていくのだが、個別の車の話についてはかなり中途半端な印象を受ける。
車をあんまり知らない人には何のことかよく分からないし、車を知っている人にとっては基礎の話すぎるのかな。なんて思う。車、特に日用車についてはあんまり知らない自分は感じた。でも、日用車に興味がある人にとっては丁度よい内容なのかもしれないな。とも思う。1つ言えることは、車について興味のない人が読むのは大変かもしれないということ。興味のある人にはほどほどにおもしろいのかも。

P114 幸いなことに、技術者の流出が叫ばれる昨今にあって、自動車関係の技術者はまだいくらでも国内にいます。今後もどんどん若い世代が育ってくるでしょう

というのは本当なのかな?と思ってしまう。製造の実情を知らない自分に言えるのはここまで。☆は2つぐらい。
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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。