議論を巻き起こす存在としての新聞とテレビの復帰を願う。～2011年3月11日、東京も自分も考えるきっかけとなった日 Part12～

今回の出来事。これからも続いていく出来事だけど、いろいろ思った。不謹慎と思われる内容もあるかもしれないけど、いろいろ綴っておこうと思う。今、思っている事だし、時間によってなくしたくないことだから。書いておくことが大切だと思う。たとえ、自己満足であっても。自己満足以上を目指す。12個目。
あと、一時間ちょっとでエイプリルフールが終わります。今日がエイプリルフールだということを知っていた人が何人居ただろう。そんな中、こひやまはこんなつぶやきをしました。
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東京新聞が毎年4月1日恒例のホントのようなウソの記事を中止にしていました。東京新聞が残っていないキオスクを見てみんな、小さい笑いを渇望している事を再確認し、その期待に応えなかった東京新聞の苦渋の決断も一考の価値がある。less than a minute ago via モバツイ小桧山　歩（こひやま　あゆむ）
ayumu_kohiyama

東京新聞は、毎年、「ホントのようなウソの」話を4月1日に紙面に載せます。それを期待していたのか、改札外のキオスクでは東京新聞が売り切れていました。なので、ホームのキオスクで購入し、ウソのページが載る予定だったページを見ると、震災の報道が行われていました。そして、下の方にこう書いてある。

今日は四月バカ。特報部は毎年この日だけ「ホントのようなウソ」の話を載せてきました。でも、今年はやめました。未曽有の震災被害を前に、伝えなければならない事実があるからです。来年はまた、笑ってもらえますように。気の遠くなる道のりだけど、困難に立ち向かう人々の力を信じています。（敦）

当たり前だ。という人もいるかも知れない。でも、無意識に沈み、テンションを低くしていないと叱られるような雰囲気の今。この状況だからこそ、「ホントのようなウソ」の話で少しは和みたかった、楽しみたいと思った読者への期待を裏切ったとも言える。特報部でも葛藤があったと思う。しかし、そんな中でこの状況だからこそ、「ホントのようなウソ」の話を出すことも一つのメッセージだったかもしれない。小檜山はそのこの状況だからこそ、「ホントのようなウソ」の話をするから伝わるメッセージが欲しかった。
ただ単に、被災地の状況を流し続ければいいのか。それを新聞もテレビも考える時間になってきている。クレームを気にすることは大切。でも、クレームがない新聞やテレビはつまらないし、それ自体の機能を失っていないか。議論を巻き起こす存在としての新聞とテレビの復帰を願う。