経済至上主義への警鐘がかなり含まれている『1$(ワンダラー)マネーウォーズ』

ルパンのTVスペシャル12弾。題名が気になって借りてしまった。
2000年の作品なので。11年前。
いきなりパトカー。ドキドキ。ニューヨーク。銭形登場。
マルケスの記念指輪のオークション。
100万跳んで1ドルで落札。ルパンは負けた。
でも、盗む。いろんなルパンのマスク。
敵の出現。
1カラットもない安物の指輪なのに。
お姉ちゃんのハートをものにするためにルパンは狙う。
そして、オープニング。
かっこええ！
ちょっと前の映像という感じ。
歌姫登場。サンディ。
騙されてる？騙してる？
正解の王になれるといういわくつきのブローチ。
ヒトラー、レーニン、ナポレオンが持っていた？
それを探すのに、必要なのが指輪。
「見てみたいだけ。」それがルパン
道楽だけど、かっこいい。
バンクオブワールドという投資銀行が敵？
女の頭取。ボス。
「経済のシステムで合法的にお宝を」
という、不二子。事業計画書を作れ。
時代を感じる。
五右衛門はキリスト教系の宗教に。
経済至上主義とその歪み。
「世の中の銀行は俺の貯金箱」
かっこいい！
五右衛門も金集めで合流。
でも、なんか原始的な侵入。
次元が銃を落とす。ルパンのワルサーを貸す。
ミレニアム。
ルパンが撃たれて落ちる。
そして、葬儀。
欲をこくと損をする。
生きていたルパン。
アジア通貨危機の話。
そして、戦争で稼ぐ話。
マネーゲーム。
暗号解読へ。
結構詳細にやっていて興味深い。
女頭取の苦労も。
いろんなラストバトル。
敵もあっぱれだし、カッコイイ終わり方。
1ドルもバカにならない。写実的。
やっぱり、ルパンはテレビで見るのがいいね。
映画じゃないのがいいのかもしれない。
経済至上主義への警鐘がかなり含まれている今作。
今にも通じるのかもしれない。☆4つかな。
でも、映画用として本気で作ったルパン三世も見てみたい。

1$(ワンダラー)マネーウォーズ ― ルパン三世 TVスペシャル第12弾 [DVD]

栗田貫一
バップ ( 2000-10-21 )

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