大きなテーマが進みそうな時にはワクワクしてしまうし、だからこそ買ってしまう。 『名探偵コナン 74 (少年サンデーコミックス)』

食べ物について「しょっぱい」という言葉を使いますか?
知らないあなたは関西人ですよね。という、方言についての話がありました。
長々と続く推理メロ漫画の最新刊。謎の黒の組織の怪しげな取引を見かけた
高校生探偵・工藤新一が見つかり、クスリを飲まされ、小学生になってしまう。
“江戸川コナン”と江戸川乱歩とコナン・ドイルから名前を取り、
小学生で事件に遭遇していく。
様々な事件を解決していくという小さいテーマが
体を小さくした黒の組織を倒して元の体に戻るという大きなテーマの中にあり、
進み続けて74巻。その中に、恋愛的なテーマも含まれている。
ここのところ、大きなテーマはひと段落して、小さなテーマ、
いろんな事件を扱ってきたけど、1つ前の73巻からまた、少しずつ大きなテーマについて、
触れられ、この74巻では大きな動きの伏線となりそうな描写がいくつか出てくる。
「長すぎる」「無駄に長引かせすぎ」という声がない訳ではないし、自分も何回か思った。
でも、1巻から続く大きなテーマが進みそうな時にはワクワクしてしまうし、
だからこそ買ってしまう。
あと、この巻にはコナンのキャラクターが好きな人には
名シーンになりそうな「元太君やっちゃった」シーンもある。☆4つ。
そして、関西弁と東京弁について取り上げた事件も興味深い。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。