仮面はいいじゃん。 旧メディアの役割・ウィキリークスと共に こひやまあゆむだ!~2011年1月12日の朝日新聞で気になった記事~

 家で取っている新聞が朝日新聞に1月から変わったのでちょっと気になった記事があったら書いていこうかな。の9回目。たまっていたけど、再開。
①3面 仮面を付けていても出来る寄付が必要なんじゃないかな~社説 タイガーマスク~
 タイガーマスク運動について社説で触れたことにとても朝日らしさを感じて嬉しかった。運動について、ある程度の評価をした後、受け取る側のニーズを考えることが必要ということについて触れたのち、「誰もが小さな善意のロウソクを持っている」としている。その内容にはとても共感する。しかし、最後の部分には賛同できない。「善意を効果的に届けるには、寄付文化を根づかせるには、どうしたらよいか。照れや気負いの覆面を外し、考えるきっかけにしたい。」としているが、そうではないと思う。
照れという仮面がなければ恥ずかしくなり寄付できなくなる人も居る。気負いという仮面がなければ躊躇をしてしまう人もいるだろう。だから、偽名を使う。それはそれとして、寄付については偽名でも出来るようにいろいろな制度を整えればいいと思う。そうすれば、寄付文化も少し根付くんじゃないかな。
「タイガーマスク―善意の文化を育てるには」 (朝日新聞)
http://www.asahi.com/paper/editorial20110112.html
②16面 一次情報の分析者として~コラム 「超国家」ネット告発の衝撃~
 ウィキリークスに対して批判的な社説が多かったマスメディアの中から出てきたコラムだから、あまり期待していなかったのだが、内容的には冷静な分析で良かったように思う。特に最後、「今回の暴露では、新聞やテレビが後追いをした。既存メディアは、もはや一次情報の独占者ではない。旧メディアの役割とは何か。WLは私たちにその問いを突き付けている」ということを旧メディアから発したのは評価できる部分。
 では、朝日新聞社はどういう風な役割だと思うのかということを聞いてみたい気持ちに物凄く駆られる。こひやまは1次情報の分析者としての役割を増すべきであるように思えるのだがいかがだろうか。
③17面 自分は違う!~オピニオン 論劇 「ニッポンの若者」~
 いや~。論劇シリーズだけど、おもしろい!読み込んでしまうし、読み物として成立している。もっとこれを社会に発信していけばいいと思う。1面に一回載せてみるとか無理なのかな。
これについて解説するのは難しい。全体を読まないと分からないし、読んだ後も考え込んでしまう内容だから。とにかく読むべし!
ニッポンの若者。そうなっている気がする。でも、自分は違う。と言い続けたいと思う。私はこひやまあゆむでそれ以下でもそれ以上でもない。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。