あるサイトの献本システムを始めて利用して読んだミステリー。シリーズもののようで11作目。正直、退屈な内容だった。ジェーン・ジェフリィという専業主婦がウェディング・プランナーを行いながら、起こる殺人事件を解決していく内容。キャラクターの個性があり、面白いという説明があったが、そこまで記憶に残るキャラクターはいないように思えたし、なんとか最後まで読み切ったという感じ。ジェーンの恋人の
P226 「今度俺がきみのためにひと晩眠れずに過ごすとしたら、もっとずっと楽しいことのためだ」
というセリフは嫌いじゃない。ミステリーとしても、はっとさせられるような読んだ後の爽快感はない。
病的な能力や想像妊娠についても、もっと掘り下げが必要だったんじゃないのかな。ウェディング・プランナーに興味がある人や結婚式の空気や雰囲気を風刺するのが好きな人は読んでもおもろいかもだけど、それ以外の人には薦めない。なので、☆2つ。
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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