こんなメディアが広がって欲しい。そうしないとバランスがつかない。そんな必要な雑誌。『創 (つくる) 2011年 08月号』

すばらしい雑誌です。本当に。次の給料日にはこの本の定期購読をしよう。と決心しています。もちろん☆5つ。なんですが、この本を読んでいると自分がダメな人間に思えてきてしまう。それについては最後に書きます。
特集の「震災・原発とマスメディア」での反原発運動やマスメディア、そして、「死」について考える論考。本当にどれも読み応えがある。原発差止め訴訟についても勉強になる。もう1つの映画界研究の話もうなずきながら読めたし、元日本赤軍、丸岡修さんの死についてのいくつかの関連記事も権力側の上からの力を痛いほど感じ、権力側のヒドさも見える。皇族の話や風刺、新宿の写し出されない日常もとらえている。
個別の内容について語るのはまた、別の機会にしたい。この本全体というか、この本から伝わってくるメッセージがある。「お前、何をやっているんだ!」ということ。それは自分の解釈の問題なのかもしれないけど、少なくとも私にはそう伝わってきた。現実にこんなことが起こっているのに「ファミレスでのんきにノートを書いているだけでいいのか」と、問いかけてくる力がこの本にはある。そして、「お前は何にもやっていない偽善者だ」と言われている気がする。それだけ、心の中に入ってくる雑誌。
読んで考え、悩んで欲しい。正解なんてないことが分かる。こんなメディアが広がって欲しい。一列でどんどん右に偏っていくマスメディアの中にこんなマスメディアがあれば良いと思うし、そうしないとバランスがつかない。そんな必要な雑誌。
いくつかのテーマについてはいろいろ書く予定。
1. 特捜は必要!?
2. 皇族の役割
3. 原子炉の経済
4. 報道を修正しないメディア
5. 丸岡修が死んでしまった
6. 「死」について

思うことがあったり、良いと思ったり、反論があったり、おかしいと思うことがあったり、質問があったり、言いたいことがあったり、
同意があったりしたら反応をして頂けると幸いです。なるべくというより出来る限り私も反応します。
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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。