『ドカベン』、『MAJOR』、『あぶさん』などプロ野球の世界を描いているマンガはたくさんある。他にももちろんあるけど、このマンガは決定的に違うことがある。それを大きく2つに分けると「主人公がスターではなく、プロの中で中堅ぐらいの選手である」ということと「カネの話が中心」ということ。
このタイトルの「グラゼニ」というのも、プロ入り8年目の中継ぎ投手である主人公の頭の中で回っている「グランドには銭(ゼニ)が埋まっている」という言葉を主人公自身が短くした造語。
中堅のプロ野球選手が稼ぐ年俸とサラリーマンの生涯賃金の話や、選手として寿命の短さ、引退後1年目に収入が100万円を割る話、ベテランの年俸の高さからくる戦力補強が出来ない状態などがストレートにえげつなく描かれている。
まあ、それが面白いんだけど。
スター選手から活躍できていない選手までがたぶん、同じように思っている
P40 だって僕には「野球」しかありませんから・・・
という言葉がきれいじゃないけど、少しかっこよくリアリティを伴って聞こえたマンガ。☆4つ。ありきたりなスター野球漫画に飽きている人にオススメ。
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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