【英語記事・翻訳要約】インターネットがイノベーションを殺す。それをしないためには…

 

 

英語の記事で気になったものをかるーくまとめてみる試みです。
今回はインターネットはイノベーションを阻害する。それはなぜか。というお話。

How the Internet is killing innovation

http://venturebeat.com/2013/09/14/how-the-internet-is-killing-innovation/

Google AppsとかSalesforce(ここまで普通に使われてるんだなぁ!)にあるデータを守るサービスを提供している
Backupifyという会社のCEOであるRob Mayの記事。

昔、インターネットが研究などに悪い影響を与えるという記事を読んだ際には
そんなことはない!と思っていたらしいが、Backupifyという会社を立ち上げ、
ベンチャーキャピタルやスタートアップに出会い、イノベーションを進めるような地域で仕事をしていく中で、
研究だけじゃなく、イノベーションにも悪い影響を与えると考えるようになったとのこと。

「インターネットはイノベーションを殺す(the Internet is killing innovation)」

とまで書いている。その理由はこの3つらしい。

Narrow views=狭い視野

インターネットでは多くの人が見ている記事が好まれる。つまり、ユーザーは他の人も読んでいる記事ばかりを読むようになる。
んで、人々は同じアイディアを持つようになり、イノベーションから遠くなる。
世界は同じ情報を消費するようになってしまっている。偶然、得た知識がイノベーションを生むのに。

Shallow understanding=浅い理解

インターネット上ではすぐに情報を得ることが価値があるとされてしまう。
なので、情報を得た後に、その情報について詳しく理解しようとしない。
深い理解をもたらす文章は長いから読まない。そして、理解が浅くなる。
Nate Silver曰く、イノベーションはあるトピックに関する深い理解が必要なのに。

Limited experience=制限された経験

スタートアップの人々が同じ情報を読んでいたら、同じモノに対して同じ方法で考えることになる。

 

最後に、インターネットが引き起こす「均質化(homogenization)」がイノベーションの邪魔になることを指摘した上で、
本当にイノベーティブになりたいのであれば、人と違うことをして、大胆になって、型にはまったことをしてはいけない。
そして、プラグを抜こうと締めくくる。

 

たまにはパソコンの前から離れて、パソコンの情報じゃないものを頼りに動くもの大切と実感。

 

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。