マスメディアに対する不信感が大きくなり、ウェブから情報を得る人が増えている。そこまでしなくても、昔ほどマスメディアが語る事が正しいと思っている人は減っているだろう。そして、メディア・リテラシーというものが必要であり、目の前にある多様な情報は疑い、取捨選択しながら、自分のものにしていく必要がある。ということを多くの人が考えている。
けど。だ、けど、どうすればいいのか分からない。という人が大多数だろう。疑うといってもどうやって。どんな見方をすればいいのか。ということを考えるヒントになる一冊。
3人の若手筆者が情報にどのように向き合っていけば良いのか。ということをそれぞれの角度で分析している。3人の意見が異なり、対立している。というよりは、語っている次元が異なっているので、それぞれを参考にしながら、自分の生活に生かしていくことが可能だろうと思う。また、「メディア・リテラシー」という、はっきりとした形のないものを理解する際にも役立つ本になると感じる。
その中で、こうなると社会が良くなっていく。ということは提示されているのだが、そこまでの道筋を三者ともはっきりとは提示していなかったのが少し残念。でも、読みやすい良質な分析であると感じたので☆4つ。また、いくつかのテーマについて書いてみる。
1. 全てを知ることが出来る人はいない
2. 無内容な記事や時間の理由
3. 中高年のリテラシーの危うさ
4. 暴力の言い訳集
5. 情報は公平性ではなく、損得で入ってくる
思うことがあったり、良いと思ったり、反論があったり、おかしいと思うことがあったり、質問があったり、言いたいことがあったり、
同意があったりしたら反応をして頂けると幸いです。なるべくというより出来る限り私も反応します。
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小檜山 歩
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