武藤敬司という絶対的ベビーフェイスのプロレスラーに対して自分が作った団体のファンがブーイングをする。社長をカズハヤシに渡して自らは会長に退き、活動休止についてはカズハヤシが自らの言葉で語る。社長とはそういうものなのかもしれないが大きな旗を掲げてレッスルワンを立ち上げたからこそ、本人がメインイベンターを他の選手に譲っていたとしても思うところがあるファンも多いんでしょう。
とはいえ、活動休止する団体の最後のビッグマッチでもあり、他の団体が軒並みコロナで大会を中止したこともあってこれまでの団体の大会に比べるとそこそこ入っていたのかもしれない、といっても5割弱ぐらいだけど。
ファンが最後の大会を盛り上げようとしているのか紙テープの量が多かった。
ヒートの足責め、武藤敬司の子どもたちオールスター、男と男の肉弾戦、団体の中心選手たちの熱い戦い、メインで外敵からベルトを奪還する社長と歴史も相まっていい大会でしたよ。最後のビッグマッチを現場で見ることができたのはよかったことなんでしょう。
旗揚げ戦も会場で見た団体が活動休止する。
そんなに追っかけていた訳じゃないけど選手の真摯な戦いを見ることでなんだか泣けてくる。選手たちがバラバラになることを意識させる行動を取ることが多かったんだけど特にエースだった芦野翔太郎がマットを触る仕草は見つめてしまった。
あと2大会の中でブーイングを浴びせられた武藤敬司はどう試合をするのか。最後の試合のカードが明らかになり旗揚げメンバーとメインとセミを張ってきた中心選手が向き合う。このゾクゾクはできれば生で見てみたい気もする。
【アルバム】
【各試合メモ】
第1試合
若さ溢れる2人。藤村のフレッシュさ、技の荒削りさ
第2試合
紙テープの量 パンテーラが自撮り、タナカ岩石がワイルドに。若手が育ってた。本田
第3試合
田中将斗とストロングハーツの盛り上がりにトンペガも引っ張られて
第4試合
エルリンダマンのカラオケ ゲットワイルド 一のキャラ変生首 征矢のアックスボンバー
第5試合
ヒートのお手本のような足責め 4の字固めと最後の吉岡のたたみかけ
第6試合
武藤を取り巻くオールスター
第7試合
肉弾戦、濃厚な戦い
第8試合
児玉の粘り
メイン
レッスルワンコール
小檜山 歩
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