1)でも働き方としてNGだという風潮が進んでる。
そもそも労働時間を時間で考えることが時代遅れなのだが、全社員が優秀な会社で、自律的で放っておけば勝手にゴールに向かって進むのでない限り、期限がある仕事であれば忙しい時期が来るのも仕方ないと思ってしまってる自分は古い人間なのかもしれない。
成果があがれば働かずに帰ればよいし、成果が出なければどれだけ働いても帰れない時代が訪れている。
昔から激務だと言われてきたコンサルにも時代の波が押し寄せてきており、規模のそこそこ大きなコンサルティングファームでも働き方改革に舵を切っている会社とそうでもない会社に分かれる。採用でも働き方改革を推しているファームとそうでもないファームに分かれる。
どちらが正しかったのかは10年も経たないうちに結果が出るようにも感じる。
「それなりの会社に入ってゆるゆる働きたい人」もコンサルティングファームの門を叩くようになってきている。他の会社と比べると働き方改革の色を足そうとしているように感じる私の会社もそんな人が増えている。
新卒と毎年関わる中でも昔よりもスキルを身に着けてお客さんの課題解決に貢献したいという人だけでなく、そこそこ働いてそこそこお金がもらえればいいと思っている人が増えてきているのではと感じ、正直、危機感を覚える。
コンサルティングファームを使う会社の社員は優秀であることが多く、そんな会社でもできないからこそコンサルティングファームに仕事を依頼する。
コンサルに求められるレベルが下がることはない。そんなお客さんにゆるゆる働けばいいというコンサルタントが立ち向かうことができるのかには疑問を覚えてしまう。
ビジネスとしてこのコンサルティングファームが使えないとなったら他の仕事になる。人を商品として売っていく会社として手遅れにならないように働き方改革も進めていかないと会社として、組織として終わってしまうリスクがあることが働き方を考える中でもひしひしと感じる。
お客さんの課題に対して時間をかけて解決策を提示・実行するコンサルティングファームの仕事自体が変わっていくのかもしれない。
小檜山 歩
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