荒井優希に対して試合を作っていった鈴芽の力量を感じさせるシングルマッチ 東京女子プロレス「Positive Chain ’22」2022年2月12日 鈴芽VS荒井優希

2021年5月にSKE48としてのアイドル活動をしながらプロレスデビューした荒井優希が2019年8月にデビューした2年先輩の鈴芽とシングルマッチを戦う。女子レスラーは男子レスラーと比べると比較的キャリアが短いこともあって抜かれたくないという気持ちが若手の頃から強いように感じる。

そんな中で荒井は恵まれた体格を活かしてあがってきた。意地を見せたい鈴芽はプロレスラーの力量の高さを試合を引っ張ることで見せていった。グラウンドでの攻防から始まり、ドロップキックの切れ味、上から攻めていく表情で試合を作っていく。

このまま鈴芽が荒井を上回ると思われつつも洗いの打たれ強さもあってフィニッシュホールドであるリングアベルは2回かわされてしまい、2回目にかわされたときに食らったフルネルソンから前に叩きつけらる技の重みでひっくり返され、最後はかかと落としであるFinallyで荒井が勝利した。

SKEからの挑戦ということで他の選手よりもプロレスラーとして活躍できる時間が短いかもしれない中で着実に他の選手を抜いてセミファイナルを制した伊藤麻希の前に現れてインターナショナル・プリンセス選手権に挑戦することになる。

負けた鈴芽は第1試合で負けた遠藤有栖とタッグを組んでおり、大田区体育館大会では里歩との試合をしたこともあって、両国での対戦相手が気になるし、この2人の逆襲が楽しみになった試合作りだった。1年以内にプリンセスタッグ王座に挑戦する可能性を感じる遠藤有栖と鈴芽のタッグをこれからも追いかけていきたい。

Positive Chain ’22 | DDTプロレスリング公式サイト

https://www.ddtpro.com/results/17500

【いい感じに取れた写真たち】

 

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
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