高校野球の現場で起こっていることのリアルを感じさせる『おおきく振りかぶって(35)』(ひぐちアサ)

 

神奈川県の4つの高校を分担して回ることになった西浦高校は甲子園常連の名門から甲子園には出たこと無いけど特徴があるチームなどいろんなパターンの学校を見学することになる。実際に使われていそうな配球表や練習メニュー、学校の周りの掃除などそれぞれの学校の取り組みが伝わってきてかなり綿密に取材をしたのだろうと思わせる内容に仕上がっていた。

グラウンドの石を拾ってから練習をする学校、スカウティングをせずに落ちこぼれを育てていく学校、休み無しで150試合以上をする学校、1人もやめていない学校、暴力・喫煙・飲酒トラブルがあった学校など高校野球の現実が濃縮されている。監督が「自分のためにがんばることにした」というのもうなずけるような内容なのが興味深い。

【手に入れたきっかけ】

中学生の頃から読んでいる野球マンガ

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。