棚橋弘至の終わりの始まりを悲しく感じてケニーの凄さを実感した2017のイッテンヨン! 「WRESTLE KINGDOM 11」【新日本プロレス】

 

棚橋弘至の終わりの始まりを悲しく感じてケニーの凄さを実感した2017のイッテンヨン!

10月ぐらいから月額999円の新日本プロレスワールドに貼っていることもあって久しぶりに現地に行かずにストリーミング配信で観戦しました。

棚橋弘至の終わりの始まり

46分45秒のIWGPヘビーの凄まじさにけっこう持っていかれたけど、大会後の余韻の中では棚橋弘至が終わってしまったような気がして悲しみを感じた。終わっていないという人も多いかもしれないし、しばらくはメインで戦ったりIWGPヘビーを巻くこともあるかもしれない。でも、たしかに終わりの始まりを内藤哲也がみせたと思う。

足攻め、飛び技、説得力を内藤哲也が見せつけて棚橋弘至を超えていった。それは間違いなく棚橋弘至が持っていて絶対だったもの。去年のオカダ・カズチカとのIWGPでも棚橋弘至がもっていたんだけど今回は間違いなく内藤哲也がもっていった。

新しいテーマ曲に新しいコスチュームで入場してきた棚橋弘至。相変わらずベルトを巻いた時に見えるようになっているお腹を開けたコスチューム。そこにIWGPインターコンチネンタルホテルやNEVARは巻かれるかもしれない。でも、IWGPヘビーは巻かれることはないかもしれない。

いや、あるかもしれないけど、あっても5年ぐらい前の武藤のようにレジェンドが巻く最後の1回なんじゃないかと思えてしまう。それはやっぱり終わりの始まりでしょう。

棚橋弘至の存在

なんで悲しくなったかというと天山広吉が新・闘魂三銃士を3タテしてのG1を勝った姿に涙してプロレスファンになった自分にとって棚橋弘至の存在はやっぱり大きかったからだと思う。

そんなに好きじゃなかったけど、その頃から棚橋弘至はあがいて、がんばって今のところまでたどり着いた。そんなリアルタイムで見てきたプロレスラーの終わりの始まりにはやっぱり感情的になってしまう。

オカダ・カズチカはなぜか応援できない気持ちがあって棚橋弘至の終わりの始まりを目の当たりにして新日本プロレスから目を離そうと思っていたけど、ケニーのすごさには圧倒された。

ケニー・オメガのすごさ

今年のイッテンヨンのメインイベントをリードしていたのはオカダ・カズチカではなく、ケニーで、それはオカダの受けのうまさではなくてケニーの攻めのバリエーションの凄さだった。柴田VS後藤もヒロムVS KUSHIDAもよかったんだけど、明らかにメインイベントには質の高さがあった。

と思っていたらケニーが少し休むということで少し悲しくなりつつ、大方の予想通り鈴木軍が新日本プロレスに帰ってきたってことでまだまだワクワクできそうです。鈴木みのるには一度でいいからIWGPヘビーを巻いてほしい。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。