聞く時にこそいろいろ考えるべき『日経ビジネスアソシエ 2018年6月号』

自分が話す時には失敗したくないこともあって、時間をかけて準備するが人の話を聞くという時に準備をしているだろうか。 人を動かす時には自分の意見を伝えて動かすことだけではない。人の意見を聞くことによって人を動かす必要がある。そもそも人の話を聞く機会が少なくなっていないかを気にしておく必要がある。

人の話を聞くときのテクニックが今回の特集のメインとなっている。相手の希望を聞く時には何を諦めてもらうかを考えながら聞いている話から、ミレニアル世代には小さな努力でできる身近な目標提示することが大切という世代論の話、聞く姿勢も気をつけないといけないという話、相手のわずかな表情の変化である微表情をどう捉えるのかというのも例を用いて説明されている。

特集から外れたところでは自分の上司(ボス)をマネジメントするボスマネのテクニックとして事実、考え、感情の順番で伝えるといいというのは意識してこなかったけど、たしかにと思える話でもある。5を費やしても5は返ってこない意識で人と接する心構えというのも参考になる。
ラストの方で男性社員と女性社員それぞれに対するコミュニケーションの仕方の違いというのは、ステレオタイプ感が強すぎてイマイチだなと思ってしまった。

【手に入れたきっかけ】

Kindle Unlimitedの対象だったので

【オススメ度】

★★★☆☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。