マネジメントを考える機会が増えている
このところマネジメントに悩むことが多い、と言うかどのようにメンバーを育てていけばいいのかを考えることが多い。そもそも人を育てるという考え方自体が間違っているのかもしれないと思うこともある。
去年の10月に一応管理職になったあと、担当しているプロジェクトの正念場を迎えているなかで今まで以上に年齢は社会人経験が上の人達に依頼して仕事をすることやメンバーを2,3人抱えているリーダーたちに対して依頼をすることが多くなってきた。昔の自分を知っている人たちとはそこそこうまくやっていけている気もしたり、昔からそれが合わなかったりする人とは相変わらず合わない部分もあるけど、少しずつ割り切れてきている気もする。
そんな中で一番苦労しているのが自分の年齢に近い人との関わり方で自分で考えて仕事の全体像を捉えた上でメンバーも含めて管理して動いてほしいという自分の思いに対して実際の現場ではまとまっていないのが実情でどうしたらいいのか、どのように関わればいいのかに悩まされてきた。
「どうしたらいいと思うのか」という問いかけはやめたほうがいいのか
自分自身が上位者に「どうしたらいいと思うのか」を聞かれて自分で考えながら進めてきたこともあってそのように接することが多いのだけどうまくいかないなぁと思うことが結構な割合を占めてきた。「どうしたらいいと思うのか」という問いかけは詰める形になってしまうことが多く、相手が萎縮してしまうことにも繋がってしまっていたのかもしれないと反省する。
反省するというか、自分が思っている以上にその問いかけには意味が無くてこのようにしたらいいという風に示す方が良いのではないかと指摘を受けて方向転換をしつつある。「いい感じの丸投げ」ができて相手が自ら推進することができるになることが理想だと思う一方でそんな簡単にはできないという現実がある以上、全体を見渡す役割を続けた上で自分はどうするべきなのかを語りかけた上で相手の意見をもらって改善をしたうえで行動をしてもらい、成功体験を重ねてもらうことの方が大切なのかもしれない。
自分の意見を全くがない人がいる一方で、自分なりの意見を出して意見を交わすことができる人もいる。それでいいのかもしれないと最近思うことが多くなってきた。
相手が思っていることがなくて自分が入って意見をそのまま実行したとしても自分の考えがどのような結果を生むのかを見ることができる。相手の意見を採用して実行した場合は相手の学びにつながる。それでいいのではと思うようになってきた。
まだまだマネジメントに足を突っ込んだばっかりだし、学んでいきたいと思う今日この頃。
小檜山 歩
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