そんな感覚を覚えた頃はないだろうか。自分で書いておいてなんなんだけど、私はかすかにあるぐらい。それも最近。
夢は自分を表す鏡のように思っていることを回りくどい感じで表してるような気がしている。最近、小学校や中学校時代のクラスメイトが出てくることがあってタイに住んでいて多かれ少なかれ寂しい気持ちを表してるのかもなんて思ったりしてる。
まあ、それはそれとして今敏・筒井康隆というサブカル・SF・アニメの世界ではそこそこ知られているであろう2人が組み合わさった作品。パプリカと呼ばれる夢の中で行動するセラピストが主人公。夢と現実が混じって大変なことになりそうな世界で人の心が壊されていくことを防ごうとするパプリカの戦いを描く。
事実は小説より奇なりという言葉があるけど、往々にして夢は事実よりも奇であることが多いでしょう。そして、その”奇”はおもしろさだけでなく怖さもある。現実世界に干渉しないはずの夢だからこそ人はいろんな夢を見る。
絵は明るいのにちょっと怖いのは夢が人の欲望を含んでいてその恐ろしさが人自身の恐ろしさに通じるからかもしれない。
【おすすめ度】
★★★☆☆
The following two tabs change content below.
小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
最新記事 by 小檜山 歩 (全て見る)
- BASARAの飲み放題プロレスが意外とよかった~ディープな気もするけどプロレスビギナーにもあり?~ - 2025-03-30
- 大きいはプロレスラーにとって正義~優宇とぶつかり合えるエボ女の大型新人Chika~ - 2025-03-24
- The Show Must Go Onなんて軽々しくは言えないけど~3.20 DDT後楽園を現場体験した上で感謝~ - 2025-03-21