行ったことがなかったけどお気に入りのお店の近くにあることもあって気になっていた美術館に桃と言ってみた。展示会だと1つのテーマで10部屋弱あって同じテーマのものをずっと見続けることで支えてしまうことが多いんだけど、この美術館は一味違った。
今回の展示会のモノクロームの冒険については二部屋しかなくて水墨画と白描画のそれぞれを楽しませてもらったあとは仏像や青銅器、陶片、秋寂の茶会など様々なテーマの展示を回っていく。多方面の作品を味わえるのが楽しかったりする。
モノクロームの世界では白描画が黒のくっきりした色合いがたまらなかった。伊勢物語・源氏物語図屏風の迫力に圧倒された。水墨画の細やかなタッチは鷲鷹図屏風がお気に入りになった。
テーマ展示は織部振出の今でも作られそうなにゅるっとしたデザインがたまらない。
いろんな美術に一度に触れることができる機会としてまた行ってみたい美術館になった。
【特に気になった作品・キーワード】
伊勢物語・源氏物語図屏風
鷲鷹図屏風
織部振出
・お気に入り度
★★★☆☆
企画展 モノクロームの冒険 -日本近世の水墨と白描- | 根津美術館 | 美術館・展覧会情報サイト アートアジェンダ
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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