止界と呼ばれる時間が止まっている世界で1つずつルールを確かめながら社会の周縁部にいる家族が生きていく。自分たちしかいないはずの世界でほとんどの人間が止まっているにも関わらず動いている人もいる。
タマワニと呼ばれる謎の生き物が世界のルールに関わっていてどこにでもいるような悩みを抱えている家族の過去と繋がっていく。
そんな普通じゃない世界でもデカパイとかたわいもない会話をしていつもの日常とのバランスが勝手に取られていく様はどこかリアル。
止まっている世界に家族と入ったからイライラしながらも生きられるのかもしれないけど1人になったときに人はどうなってしまうのかという問いは深い。人は他の人との関係の中で生きていくということを改めて感じさせる。
ぼくのりりっくのぼうよみのエンディングが映像も含めていい。
TVアニメ「刻刻」公式サイト
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。