体はシステム化し、社会はネットによってつながって人の思考もネットワークの中に入っていく。
1995年の作品とは思えない予言性がある。少しずつネットが広まりつつある世の中で未来はどうなっていくのかを公安9課と呼ばれるチームを中心に描くSF刑事もの。
この時代の「PSYCHO-PASS」と呼べるのかもしれない。
人の頭と頭がつながって体の一部を強くするために機械化するする人たちも出てきているような時代からこそ実態が薄くなってしまい、「自分」とは何かを問う。
SFチックな体を使って暴力的な戦いを行うシーンも多くてそこそこグロテスクな描写が出てくる。
いま見ても少し酔いそうになる他では見ない映像の魅力も大きな作品。
今でもたまに名前が出てきていろんな形で作品化され続けているだけあるSFアニメの名作。
【おすすめ度】
★★★☆☆
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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