劇場形だからこそ、それがわかりやすいし、最後には見たいカードがある。
人生初のDDT観戦は評判通りの文化系プロレスだったなぁと。文化系プロレスはDDTを両国国技館や東京ドームで試合をできる団体にまで育て上げた高木三四郎が出した本のタイトル。
プロレスの本流と呼ばれることの多い新日本プロレスや全日本プロレスとは違うプロレスでも大きくなれる。時代の流れによって生まれたプロレスでしょう。確かに技の重さや体の厚みはうーん。と思うところもあるけど、プロレスはそれだけじゃないってのが伝わってくる。
それにメインやセミの試合のクオリティや体の厚みはすごかったっすよ。
女装に性同一性障害にゲイレスラー
そんななんでもありなリング。それぞれがやりたいようにやってる。
ゲイレスラー男色ディーノ。
性同一性障害を告白したレスラーである朱崇花。女子レスラーとして扱われてる。カリスマ、佐々木大輔との試合!奥にピント合っちゃったけどね…
内藤哲也じゃなくて、入江茂弘と男色ディーノ。
背丈は小さいんだけど、プロレスラーとして体を鍛えている選手たちが戦ってました。メインでチャンピオンの入江茂弘が不満をぶつけるのもわかるような前半戦もあったけど、これもDDTなんでしょう。
新日本プロレスで内藤哲也が反体制というか言いたいことを言いまくってロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとしてブレイクした形はDDTで入江茂弘がやっていることにダブる。
メインイベントは現状のDDTへの不満をぶつける入江とDDTを支えてきたHARASHIMAの戦い。DDTらしいいつでもどこでも挑戦権によるおまけの試合もよかったんだけど、入江茂弘と男色ディーノの価値観の違いをぶつけ合う試合が見たい。この2人のシングルマッチが組まれた大会には行きたいぞ。
【いい感じに撮れた写真たち】
HARASHIMAのプランチャ!
試合を決めたビーストボンバー!
【アルバム】
小檜山 歩
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