自分もろともぶつける兵器。特攻の島は回天に載る事を前提として集められた兵士たちの物語。 『特攻の島 1』(佐藤秀峰)【マンガ・Kindle】

 

カミカゼはそのまま英語になるほど、有名な言葉。行きの燃料のみを入れた飛行機に乗り、相手の軍艦に突っ込んでいく。乗れば生きて帰る事のない兵器。

日本軍が開発した生きて帰ることを前提としない兵器は空軍だけではなく、海軍にもあった。その名は回天。魚雷の中に入り、中で針路を変更しながら敵の船にぶつける。

自分もろともぶつける兵器。特攻の島は回天に載る事を前提として集められた兵士たちの物語。死ぬことを前提として作られた兵器に対して兵士たちはどんな思いで向き合ったのか。開発者と兵士の間でどんな言葉が交わされたのか、心情の変化はいかなるものか。そんな事を感じる物語。

命をかけるだけの兵器が欲しい。回天は命をかけるだけの兵器なのかと問う兵士もいれば、命をかける理由が必要なのかと問う兵士もいる。回天に乗る日は刻一刻と近づく。

【手に入れたきっかけ】

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。