【概要と感想】
とうとう打たれてしまった、オレらのエースの決め球、”まっすぐ”。次のカードは”ナックルカーブ”!?
エースが打たれたことイコール負けじゃない。チームで戦えば勝機が見える!
ちょっと因縁の相手、武蔵野第一高校との試合が続く。5回の表から8回の攻防まで。今まで殻を破れなかった関係にいい兆候が見えたり、危機感を持っているメンバーの努力が薄く見えたりと、ワクワクしてくる内容。
チームメイトの動きが、他のチームメイトに大きな影響を与えたり、高校生は大人よりも短い間で大きな変化がある。そこを細かく描いているのがたまらない。
プロに行くかもしれないほどの2年生ピッチャーとの試合。少し前にたまたま試合で見たことがあるからこそ、意識するメンバー。実力がずば抜けている4番バッターだけじゃなく、他の選手も何かしらやってやろうという気持ちを持って試合に臨んでいるからこそ、いい試合になっている。
ただ、打たれるはずのなかった”まっすぐ”を打たれてしまったオレらのエース。とうとう公式戦で打たれた。でも、試合は続くし、オレがエース。だから、投げ続ける。次の奥の手もあるんだ。それはナックルカーブ!?
人間描写が細かい高校野球漫画。カバーを外したら読める三橋家の馴れ初めや、栄口のお母さんが亡くなった話はメインの話には関係ないのに読み応えがあります。やっぱりたまらない高校野球漫画。
【引用】
「オレがエースだ。勝つ気で投げる!」(三橋)
【入手経路】
中学生の頃に始まった高校野球漫画。描写の細かさとリアルさにハマり、ずっと買い続けています。
【本へのリンク】
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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