電子書籍で電子書籍の未来を考える。電子書籍コンサルティングマンガ。
これからの出版業界の厳しさと電子書籍の可能性にとどまらず、電子書籍出版のプロセスを事細かに綴っている。コンテンツの作り方だけではなくて、どんなフォーマットでファイルを作成してどうやってアップロードするのかまで事細かに書かれているのがナイスな点。コンテンツさえ作れてしまえばこの本を参考に本当に出版出来るであろうレベル。
ネットで評判を稼ぐ手段としてステルスマーケティングまでやっているのが、現実味を増す。
電子書籍、出版社の現状に関する情報、分析がたくさん出てくるので、勉強にもなるでしょう。
電子書籍あーだこーだと共に、印象を受けたのはコンサルティングのお仕事について。主人公、ナナちゃんは職業体験で小さなコンサルティング会社に行くことになり、そこから電子書籍に触れていく。
コンサルティングとはどんな仕事なのかを伝えてくれるこの一言は印象に残った。
「私たちコンサルに望まれていることは、病名を診断することじゃなくて、どうやって生きていく気力を維持するかという方向を指し示してあげること。みんなでがんばろうっていうストーリーをつくる上げて彼らが納得する「答え」を提供すること。希望を見せること」
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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