それぞれがむき出しの心で互いにぶつかりあう物凄く熱いクイズ漫画! 『ナナマル サンバツ (7)』(杉基 イクラ)【マンガ】

 

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クイズやりてぇー!ゲーセンでもいいからやりてぇー!高校に戻れるならクイ研に入ってクイズをやりたい!ものすごーく熱い、ワクワクした気持ちにしてくれました。「フフフ」と声に出してしまった笑い声は心が躍っている証拠なのかもしれません。

ただのクイズ漫画ではなく、高校生の物語だからこそ、ここまで惹かれているんだろう。前巻から続く先輩・後輩の戦い、元同胞対決、学校を背負う者と背負うことをやめた者の熱い闘いが続きます。

対戦相手の得意ジャンルで勝つことを目指すとか、嫌味なのかもしれないけど、こだわることの心が光る。

大会は終わり、次の目標、クイズの全国大会「Square」へ。

女の子目的でクイズを始めた4人目のメンバーの葛藤がクイズ・部活・仲間の魅力に気付く。

はぐらかされ続けてきたヒロインとクイズをやめた兄の対決。そこに入るヒロインが所属しているクイズ研究会部長の関係。

登場人物みんなが若くて、輝いている。むき出しの自分の心で、それぞれやりたいと思うことに向き合い、互いにぶつかっていく。

クイズは題材にすぎない。競技クイズという一見冷めているもので闘う中で生まれる熱さに引き込まれていくことに楽しさを感じるはずです!

ナナマルサンバツの新章が幕を開ける7巻。物凄くオススメです。

【引用】

オレを封鎖しなかったことを後悔しろよ!

クイズを何かのために、誰かのためにやろうという気にはなれない。

俺はこれからも自分のやりたいクイズを我が儘に楽しむだけだ。

情熱なんて、極めて悪性の流行病だ。

勝負の時というのは万全の状態であるなしに関わらずやってくるものだ。

【手に入れたきっかけ】

興味がある題材で、手にとって面白かったので継続購入!

【本へのリンク】

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。