まだまだ結婚に関して昔ながらの考え方を持つ人も多いこの世の中『結婚さえできればいいと思っていたけど』(水谷さるころ)

 

結婚について考えよーってことで何冊か読んでみたので順次紹介します!

まずはフリーランスのイラストレーターで30才で結婚したけど、3年半で離婚して36才で事実婚になった女性が自分のお話をマンガと文章で書いたエッセイ。

フリーランスじゃないし、まだ30才ではないんだけど、とっつきやすそうだしってことで最初に読んでみました。

女性目線ってこともあって結婚に関する女性を取り巻く環境がまだまだ古い日本社会について驚いたってのが最初の感想かな。女性が家庭とバランスをとってバリバリ働いていたり、男性がそこそこ育児に関わっているのを目にするが多い職場だからそんなに気にしなかったけど、こんな意見を持っている人はそこそこいるようですね。

女性は結婚したら仕事しない。するのは女性のわがまま
イラストのギャラが安くてもいい
男の経済力があるのが当たり前
外出するのも夫の許可が必要

マンガで描かれているだけじゃないかと思われるかもですが、身の回りの人と話してみるとこーゆー考え方を持っている人がそこそこ多いことに驚く自分がいます。

そんな社会の中で結婚すれば幸せになるということや勝手に男の人にある種の期待を抱いていた自分にも気づいて”自分らしい”結婚の形として事実婚になった過程はふむふむとなります。

女性に対する男性のある種の支配的な考え方は男性が女性に一生の責任を負うという考え方とセットのものなのでどちらの考え方も降ろすことが大切なんでしょうな。

【結婚の参考になりそうなこと】

<Tips>

”普通”の押し付け禁止・秘密のガマン禁止(SMAPのセロリじゃないけど育ってきた環境が違うので、お互いの”普通”は違うことは認識して2人の”普通”を作っていく必要がある)

<豆知識>

”入籍”という言葉があるけど、1つの籍に夫婦は1組なので結婚歴のない男女が結婚して籍を作る場合、どちらかの籍に入るのではなく、新しい籍を作ることになる

事実婚にもいろんな形。同居/別居で分かれて同居の場合も住民票を一緒にすることも別々にすることもできる(さるころさんは同居で住民票を一緒にし未届の妻としてました)

【手に入れたきっかけ】

結婚について考える中で結婚に関する本をまとめ買いしてみた!

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。