「ホンネなんて「コショウ」みたいなもんだ。ヤセガマンの「タテマエ」があってこそ、意味があるんだ」『弁護士のくず(1)』(井浦秀夫)【Kindle・マンガ】

 

ホンネなんて「コショウ」みたいなもんだ。ヤセガマンの「タテマエ」があってこそ、意味があるんだ。コショウを山盛りにされて食えって言われたらたまらんだろ。

ホンネだけで生きていくのは大変。全ての人が言いたいことを全て言って生活する社会ってどうなるんだろう。それぞれが言いたいことをぶつけ合う事は大切だけど、それだけだと疲れてしまう。だから、タテマエも大切。

ただ、タテマエだけだと何だかつまらないのも事実。だからこそ、たまの本音が必要なんでしょう。

綺麗ごとだけじゃなくて本音もズバズバ言う変わった弁護士、九頭元人と新米弁護士、武田真実。九頭はセクハラ相談をしてきた依頼人に「チチ揉まれたのか?」とか、少年院に行くのが瀬戸際の女の子に対して少年院に行った方がためになるかもしれないとか言いだす。

一般的に見ればおかしな弁護士だけど、実は結構本質をついている。

セクハラも本当はそんなに嫌がってなかったけど、仕事に行かない言い訳にしていたとか、少年院に行きたくないから反省しているフリをしていたとか。でも、裁判には勝ってしまう。勝った上で自分の主張を明らかにする。それはある人を救ったり、反省を促したりする。

綺麗ごと、一方からの視点だけでは世の中は説明出来ないことを教えてくれる弁護士マンガ。

【引用】

裁判でどっちが正義なんてあるかよ。勝ちゃいーんだ、オレは。

【手に入れたきっかけ】

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。