普通の謎解きの色合いが濃かった万能鑑定士の物語にライバルが登場。気合が入る莉子の前に堂々と現れるライバル。『万能鑑定士Qの事件簿 VI』(松岡 圭祐)【Kindle・本】

 

万能贋作者対万能鑑定士がキャッチフレーズな六巻。

自分と年も近いであろう、詐欺で天才的な能力を発揮する女性が今回の相手。今まで、年が近い犯人は居たけど、警察にまでがっちり認められた犯罪者が相手なのは初めて。なんてったってICPOのリストにまで乗っている相手なのです。

普通の謎解きの色合いが濃かった万能鑑定士の物語にライバルが登場。気合が入る莉子の前に堂々と現れるライバル。

さて、闘いの行方は。

今回は最後の最後まで大きな事件は起きない。溜めて溜めて最後にどやっ!って感じ。途中は悶々とするけど、それはそれでまたいい。

そして、凜田莉子もメディアデビュー!

相変わらず最後の締めの一文か清々しい。

【引用】

人は、複製に満足はできない。最後にはかならず本物を求める。邪心も猜疑心も、そこに至るまでの過程で振り払われていく。  門をくぐり、外界へと戻っていく自分を感じながら、莉子は空に目を向けた。笑顔で見守ろう。誰の心であろうと、人としてそう違いはないのだから。

【きっかけ】

お気に入りシリーズがAmazonセールで販売。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。