なぜか日本人だけ1日に6千人が死ぬ。そんな世界。『チャンキ』(森 達也)
そんな世界では高校1年生でクラスの男子のうち2人だけがヤッてない。 主人公のチャンキは15才。そのうちの2人でもう1人は柔道の強さが学校でも有名なアニマル小早川。中3でほとんどがヤッてる。それには理由がある...
そんな世界では高校1年生でクラスの男子のうち2人だけがヤッてない。 主人公のチャンキは15才。そのうちの2人でもう1人は柔道の強さが学校でも有名なアニマル小早川。中3でほとんどがヤッてる。それには理由がある...
そう思ってしまうのは自分が森達也を好きすぎるからなのかもしれない。 大学生の頃に観た「A」が心に刻まれて「A2」を見てやっぱりすごいなぁと思ったけど、ちょっとそこまで食い入って見る感じはしなかった。 森達也...
関わりもなく、世間で「殺人集団」とまで呼ばれる人間たちと地域住民の関わりから何か世の中が危なくなっているっぽいことを伝えてくる。 殺人集団と呼ばれたオウムの素顔を映し出した「A」からオウムとオ...
改めて思う。20年経った今でもオウムは終わっていない。そして、オウムについて考えることは社会について考えることに等しい。 7年ぶりぐらいに見たオウムのドキュメンタリー。 大学時代に自分の考え方を変えたぐらい...
ドキュメンタリーだけではなく、映像を考えながら見る人にとっては必読書と言っても過言ではない。この本を読めば日常的に目にする映像に対する見方が変わることは間違いない。ただし、日常的に目にする映像を何も考えずに見たい人にはオ...
テレビは面白いと思ったらその人を使い倒して消耗してポイする。だから、あの人は今、みたいな番組に出てくる元芸能人の数は尽きないし、新しい人がドンドン出てくる。 オードリーの若林も「もっとたりないふたり」という...
ちょっと立ち止まって周りを見廻してみよう。なんか変だと思ったら違和感を声に出してみよう。そんなお話。 イラク戦争、タマちゃん、オウム・麻原被告への死刑宣告など、ひと昔前の話題がズラッと並ぶ。オウムの側から世...
なんだか、きな臭い。 誰かが今の日本国内の雰囲気についてこう言っていた。人は理由もなく、内と外を分け、外にいる(とみなした)人たちに対して攻撃的になる。その力はどこから生まれているのか。 森達也の本を読むと...