「ノット・ギルティ」と「ギルティ」≠「無罪」と「有罪」になってしまっている・・・~郷原 信郎『特捜神話の終焉』~
この本の中で一番興味深かったのが「ノット・ギルティ」の話。少し長くなりますが、引用します。 P175 細野 「有罪」と「無罪」この言葉も分かりづらいと私は思います。英語では「ギルティ」と「ノット・ギルティ」です。「ノット...
この本の中で一番興味深かったのが「ノット・ギルティ」の話。少し長くなりますが、引用します。 P175 細野 「有罪」と「無罪」この言葉も分かりづらいと私は思います。英語では「ギルティ」と「ノット・ギルティ」です。「ノット...
P170 私の事件もそうですし、土地取引をめぐる陸山会の政治資金収支報告書の事件でもそうですが、ヤメ検の方がテレビで「この手の事件ですから、どうしても捜査は取り調べ中心になります」などと言うんです。 つまり、経済事犯は物...
検察と直接対峙した3人はこの検察について語る中でマスコミを揃って話題に出している。検察について語る時にマスコミが3人揃って出て切くるということは、それだけ両者には関係があるということなんだろう。その中でいくつか抜粋すると...
一審判決が出たのは2007年3月。この間、収監された、堀江氏が検察と裁判官について語っている。 P37 堀江 裁判官は、自分は世の中を知っていると思っているわけですね 郷原 そうですよ。そういう裁判官に「この不良少年は俺...
かなり前に、この本については書いていて、この本からいろんなことを書こう。なんて思っていたけど、書けていなかった。とりあえず、書き始めます。 元検察官の筆者が語る検察についてと一連の事件を受けてなのか、受けなくてもなのかは...
大地震の前、厚生労働省の村木厚子氏の無罪、そして、証拠捏造事件で話題になっていた特捜。その特捜について、元特捜検事の弁護士、郷原信郎氏が著者となり、東京地検特捜部の捜査対象となった堀江貴文氏、細野祐二氏、佐藤優氏のそれぞ...