次の相手との戦いのためのチーム作りが進んでいく『クロコーチ 8』(リチャード・ウー)

飲酒運転をさせてスパイを見つけながら味方を増やそうとクロコーチはチームを作っていく。毒には毒を使わないと勝てないことがわかっているからこそ、真相に近づくための努力を惜しまない。 長官官房の5人の審議官という強大な相手と向...

日本の犯罪史を紐解いていかないといけない時間が始まる『クロコーチ 7』(リチャード・ウー)

今度は宗教の話になっていく。きんきら教と呼ばれるそこそこの宗教法人にまつわる事件の裏の新しい闇を見つけようと動き出す。捜査一課のエースと呼ばれた刑事が暴こうとして闇にクロコーチも進んでいく。 「オトナハハカッテクレナイ」...

真っ黒だからこそ信じられることもある『クロコーチ 5』(リチャード・ウー)

  中途半端は裏切りであると言わせる状況の中で綱渡りの真相究明へと進んでいく中で「俺の金」というところへ進んでいく。お金に汚いということよりもお金を手に入れるための心も問われている真相へ。 【手に入れたきっかけ...

現実の厳しさが「ドン!」と頻繁にくる魅力『ランウェイで笑って(6)』(猪ノ谷言葉)

  持つものと持たざるものがいるのが現実の難しさであり、それはズルいとか公平にスべきとかあるのかもしれないけど、現実としてあることは変わらない。 才能があるのかもしれない都村育人に突きつけられるのはお金という厳...

自信と存在感は何から生まれるのか。『ランウェイで笑って(5)』(猪ノ谷言葉)

モデルにおいては自信や存在感はそのまま実力に繋がることからも作り上げないといけないものだったりする。どう作られるのかというと”気持ち”からにじみ出るとのこと。 根性論にも感じるのだけどそうなのかもしれないなぁと思わせる。...

悪の誇りがあるのであれば…『クロコーチ 4』(リチャード・ウー)

警察の中で思想を持って作り上げられた組織が崩壊の危機へと向かっていく。そんな中で悪を極めつつも自分の正義を考えている黒河内が発する言葉が重い。 悪を成す奴は自分らの行いが悪と自覚することだ。自分らの悪を正義と信じ込む馬鹿...

三億円事件のお金はどこに来てたのか『クロコーチ 3』(リチャード・ウー)

戦後最大の未解決事件と言っても過言ではない三億円事件のお金はこう動いたのではないかという1つの説が紹介されていく。 題材として面白いからこそ、様々な場所で取り上げられる。警察の中にある大きな組織を暴こうとする県警の闇であ...

県警だけでなく、警察組織全体への挑戦『クロコーチ(2)』(リチャード・ウー)

  ベンチャーの寵児から紐解いていくと警察の中にある大きな組織へとつながっていきそうな雰囲気が出てくる。 警察が暴力団を所持しているという話など陰謀論的な話が多いのだけど、ワクワクさせてくれる。下山事件やグリコ...