商品開発を行う全ての企業にとって、参考に出来る箇所が一つはあるだろう一冊。『リバース・イノベーション』(ビジャイ ゴビンダラジャン)【Kindle・本】

 

イノベーションのヒントは途上国にある。先進国で求められる事とは違うことを求められるからこそのアイディアの源泉、チャンスがある。

この本を一言で表すとこんな感じかもしれない。

そして、リバースイノベーションを無視することは途上国で闘っていくことだけではなく、先進国で闘っていくことへも影響がある。

今までとは違った考え方が必要なのがリバースイノベーション。厳しいし、難しい部分はある。これまで正しいと思われてきた方法論が通じない世界。

ただ、先進国で提供している商品の中から、安い価格帯のものを提供すれば済む問題ではない。

リバースイノベーションでは、お金、組織、人材、研究開発手法、プロジェクトの進め方などで、今までとは違ったやり方が必要になる。

今までのやり方とはどう違って、どう行えばリバースイノベーションを行うことが出来る可能性が高まるのかについて、事例を交えて紹介していく。

途上国に進出する必要がある企業以外でも、新しい商品開発を行う必要のある全ての企業にとって、参考に出来る箇所が一つはあるだろう一冊。

【引用】

グローバル企業はリバース・イノベーションとグローカリゼーションを同時に実行することを学ばなければならない。

機会と見なせば、ある制約条件から画期的な考え方がひらめいたりする。制約条件の多い環境が、臨機応変で打たれ強い人々を生み出すのは、必然ともいえる。

【手に入れたきっかけ】

Kindleキャンペーンで気になったので。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。