本当に誰でも会計の世界に入れる仕立てにしてある 『日本一わかりやすい会計の授業』(柴山政行)【本が好き・本】

 

本当に誰でも会計の世界に入れる仕立てにしてある。

小学生からキッズBOKI(簿記と書くと難しそうだからローマ字表記にしているらしいです)を教えている先生が作っただけある一冊。

簿記の本は巷に溢れているし、何冊か目を通したことがある。その中では格段に書いてある内容のレベルを落としてくれている。普通の教科書だとどんなに頑張っても前半10ページのどこかに出てくる借方・貸方という単語も後半まで出てこない。

というのもこの本が小さなケーキ屋さんを始めることからお話が始まるケーススタディになっていて、竹とんぼと呼ぶT字型の表にお金の出し入れを書いていく。

だから、会計には直接関係のない仕事でパソコンを使うメリットとかBtoBとBtoCの違いの話なんかも出てくる。将来の夢はケーキ屋さんとかお花屋さんとか言う子も多い小学生にはこんなところから始めていったほうがいいのかも。

ちょっとでも会計を知っている人には間違いなく物足りないし、大人向けでもないのかな。子どもにお店屋さんのお仕事をイメージさせながら会計を勉強させることができるので、会計を勉強させようとしているお父さん、お母さんは一度、手に取って検討してみてもいいかも。


【手に入れたきっかけ】

「本が好き!」というWEBサービスの献本キャンペーン!

【オススメ度】

★★★☆☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。