プロ野球の世界は究極のブラック企業なのかもしれない。もちろん、ブラック企業の定義は人それぞれで、一概に言えないかもしれないけど、十分、ブラック企業とみなされる条件は揃っていると思うのだ。一番の理由は解雇が簡単に出来てしまうこと。
外国と比べて比較的守られている日本の正社員と違い、プロスポーツ選手は実力がないとみなされれば、若手であれ、戦力外とされ、球団から追い出されてしまうのだ。
そして、日々周りと能力をえげつないほど比べられ、ランキングを見せられる。労働時間は決まっていないが、食っていくために努力する時間は給料に考慮されない。最初に決められた金額が毎月支払われるだけ。
もちろん、年齢に対して給料が高かったり、とんでもない金額をもらっている人もいる。一般の会社員が一生かかって稼ぐ額を1年で稼いでしまう選手がいるのも事実だが、そこまで稼いでない中、30前にその世界から追い出されてしまう人が多いのも事実。
そんな世界で生きている人は子どもの頃に憧れたヒーローになるために努力をし続ける。昔でいえば、長嶋茂雄であり、今でいえば、ダルビッシュ有だろうか。
ただ、永遠のヒーローはいない。今では長嶋茂雄はおじいちゃんになり、20年も経てばダルビッシュは引退するだろう。そんな中でも輝ける間に輝こうと努力するプロ野球選手の物語が詰まっている。タイガーマスクや渡嘉敷勝男などの他のスポーツの物語もあるけど、メインはプロ野球。監督になってヒーロー神話が壊れた長嶋茂雄や日本で苦労する外国人助っ人など、華やかな物語ではなく、ヒーローが人間っぽさを表す瞬間を捉えている。
ただ、それが「いい味」を出している。ヒーローが人間っぽさを見せる時に人は惹きつけられるのだろう。
【引用】
プロ野球の世界は絵に描いたような競争社会である。自分で自分を支えつづけていかなければ、おのずと淘汰されてしまう。
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小檜山 歩
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