デスクワーカーもアスリート！『デスクワークの肩こり・腰痛・体疲れを取る』（河合智則）【献本】

営業からコンサルタントに転職していいこともあれば悪いこともあった。悪いことの1つが体のコリが酷くなったこと。

2日に1回は外出していた営業の頃と違って、ほとんど自分の机から離れない1日を送るようになった。結果として首や肩のコリを感じるようになった気がする。

よく考えるとオフィスで仕事をしている人のほとんどがそんな人なんだから同じように肩こりを感じている人は沢山いるはず。

そんな人達に科学的に証明された正しいコリのほぐし方を教えてくれる一冊。

デスクワーカーもアスリート

筆者は日本とアメリカの両方で体の悩みに向き合ってきた人で、アスリートからデスクワーカーまで対応してきた。治療の過程で気付いたのは「デスクワーカーもアスリートである」こと。

何時間もタイピングするようなデスクワーカーはアスリートと同じような負荷がかかっている。だからこそ、アスリートと同じように自らの身体をコントロールし、ほぐすことが必要。その方法を教えてくれる。

この本で重視されているのは科学的であること。そのことが他の”健康本”との差別化になりうる。人の評判ではなく、科学的に証明されたことだけを紹介すると語り、巷で流れている説を1つ1つ丁寧に実証し、自らが提唱するRACシステムの紹介へ移る。

RACシステムのAとCは時間がかかるとのことで、紹介されているのは「Release」のR。具体的には呼吸法とストレッチ。

誰でも自分で出来るストレッチのやり方が紹介されているので、ぜひ、お試しあれ。電車の中で少しやってみたけど、少し肩と首が楽になった気がする。

他にも正しい姿勢チェックやデスク周りが体のためになっているかチェックもある。一日のほとんどの時間を過ごす職場で体の痛みに悩まされないための科学的な体のケアを紹介してくれる。

【手に入れたきっかけ】

「本が好き！」というWEBサービスの献本キャンペーン！

【オススメ度】

★★★☆☆

コンサルタント：日系総合コンサルティングファーム

渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。