ルネサンスの頃のフィレンツェの街の中で生きる”ふつうの”人たちが描かれる『アルテ 2巻』(大久保圭)

アルテという女性が貴族でありながら立場をせていた画家になりたいという気持ちを捨てることができずに女性がほぼいない画家の弟子入りをして 一人前の画像を目指す漫画の第2巻ではフィレンツェで少しずつ話題になっている女性の画家見習いであるアルテが様々な人と関わり始める。

高級娼婦であるヴェロニカと仲良くなり、仕事について話す中で、恋に狂って仕事をおろそかにする時の恐ろしさを自分の昔の仕事仲間の今の姿を見せることで感じたり、女性になれているアンジェロは他の工房の弟子であり、アルテが少し気になっていたり、手仕事をしてなんとかお金を稼いでいるダーチャの貴族に対する気持ちが出てきたりと様々な登場人物が出てくる。

どれも当時のフィレンツェにはいた人達なんだろうなということで歴史上には出てこない生活を送る大多数の人たちが生き生きと描かれているのが物語の舞台に躍動感を与えている。

【手に入れたきっかけ】

ハマったマンガということで購入中

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。