週刊プロレス片手に有田哲平が話術を駆使してプロレスの面白さを伝えてくれるシリーズの続編は次のシーズンへと繋がる総合格闘技とプロレスの交わりについても触れられる。今となっては総合格闘技でプロレスは別のものとして語られることがほとんどだがそうではない時代があった。
新日本プロレスはチャンピオンがPRIDEの舞台で総合格闘技を戦ったうえで数日後にプロレスのビックマーチのメインイベントに立つこともあった。
それはアントニオ猪木がプロレスを高めに持っていくために戦い続けたことから地続きであり、新日本プロレスをある意味縛り続け、ある意味業界でナンバーワンの団体にさせ続けた原動力でもあるのかもしれない。プロレスはすごい。そんな気持ちを一番持っているのが新日本プロレスなのかもしれない。
そんなプロレスと総合格闘技の物語も入り込みつつ、まだまだプロレスの事件も出てくる。シーズン2で注目されたプロレスラーの中にブルーザーブロディがいる。生き様がプロレスラーと言えるこの外国人選手の人生を何回かに分けて語っているのが印象的。
ラストが週刊プロレスの編集長だったターザン山本について語るというのもプロレスはプロレスはだけのものではなく周りにいる人によって作られていることも意識させる内容でもあった。
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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